ナンガの寝袋・オーロラとオーロラライトの違いってなに?
名前似てるけど違いあるの?
って思った人いませんか?
- オーロラとオーロラライトの違いってなに?
- オーロラとオーロラライトどっちにしようか迷っている
- 違うことで何がどうなるの?
- どちらがいいの?
そんな悩みを持っている人へオーロラとオーロラライトの違いの解説です
比較する寝袋はオーロラ750とオーロラライト750DXでの違いの比較になります
違いを解説しつつ、それぞれのメリットもお伝えします
みなさんの寝袋選びの参考になれば嬉しいです
オーロラとオーロラライトの違い
オーロラシリーズとオーロラライトシリーズの大きな違いは二つです
- 生地
- ダウン
生地の厚さ:オーロラライトの方が薄い生地
違いの一つ目は生地の厚さです
オーロラは40Dナイロンタフタ
オーロラライトは15Dリップストップナイロンを使用しています
DとはデニールのDで、数値が小さいほど薄い生地になります
薄い生地の方が軽量で、高価な生地となります
ナイロンタフタはナイロンロンの糸で織った平織で薄く、水をはじく
撥水加工のナイロン生地です
リップストップ生地とは、コットン、ナイロン、ポリエステル素材に、格子状にナイロン繊維が縫い込んだ生地の事で、「裂ける(Rip)」事を「食い止める(Stop)」特徴があり、強度のある生地になっています
オーロラライトの方が薄い生地を使用していることから、軽量・高価という特徴があります
一方オーロラは、生地は厚いですが、薄い生地と比べると安価になります
ちなみに、15Dと40Dで比べると、15Dの方が薄いですが、40Dも十分薄い部類になります
使用しているダウンの品質
オーロラとオーロラライトで使用しているダウンの品質に違いがあります
オーロラ | スパニッシュダウン:FP650 |
オーロラライト | スペイン産ダックダウン:FP760 |
オーロラライトの方がFPの高いダウンが使用されています
FPとはフィルパワーの事です
フィルパワーとは、ダウンの品質を表すもので、
ダウンの測定基準で、「ダウンの強度」「その圧力に対する反発力」「かさ高さ」を数値で表したものです
数値が高いほど高品質と言われていて、FPが高いダウンほど保温性が高くなります
違いから生まれるスペックの差
生地・ダウンの品質の違いから生まれるスペックの違いは以下3つ
- 快適使用温度/下限温度
- 収納サイズ・重量
- 価格
使用温度/下限温度
オーロラ750とオーロラライト750DXの快適使用温度、下限温度の違いは以下の通り
モデル | 快適使用温度 | 下限温度 |
---|---|---|
オーロラ750 | -6℃ | -14℃ |
オーロラライト750DX | -8℃ | -16℃ |
使用しているダウンの品質の違いから、快適使用温度、下限温度に差があります
オーロラライトのダウンの方がFPが高い分、ダウン量が同じならより低い気温の中でも使う事ができます
収納サイズ・重量
モデル | 収納サイズ | 重量 |
---|---|---|
オーロラ750 | φ22 × 32cm | 1,490g |
オーロラライト750DX | φ19 × 31cm | 1,280g |
オーロラライトの方が使っている生地が薄く、高品質なダウンを使用しているので軽量であり、重量も軽くなっています

オーロラライトの方がコンパクトですが、オーロラもバックパックに入る事ができるくらいコンパクトです
価格
オーロラ750 | 44,000円(税込) |
オーロラライト750DX | 63,800円(税込) |
高品質で薄くて丈夫な生地を使用している分、同じダウン量なので快適使用温度もハイスペックなオーロラライトの方が値段も高価になります
オーロラはオーロラライトに比べるとリーズナブルでありながらしっかりと保温性の高い寝袋でコストを抑えたいけど保温性は確保したい人にはおすすめです
私もオーロラとオーロラライトでどちらにするか迷いましたが、オーロラ750を使っています
まとめ
- 生地
- ダウン
オーロラ
表地 | オーロラテックス |
裏地 | 40Dナイロンタフタ |
ダウン | フィルパワー650FP |
オーロラライト
表地 | 15Dオーロラテックス |
裏地 | 15Dリップストップナイロン |
ダウン | フィルパワー760FP |
- 快適使用温度/下限温度
- 収納サイズ・重量
- 価格
オーロラ750
快適使用温度 | -6℃ |
下限温度 | -14℃ |
収納サイズ | φ22 × 32cm |
重量 | 1,490g |
価格 | 44,000円(税込) |
オーロラライト750DX
快適使用温度 | -8℃ |
下限温度 | -16℃ |
収納サイズ | φ19 × 31cm |
重量 | 1,280g |
価格 | 63,800円(税込) |
- コストを抑えつつ、しっかりした品質の寝袋がほしい人
- 収納サイズ・重量にそこまでこだわらない人
- これからキャンプを始める人
- コンパクトさにこだわる人
- できるだけ装備を軽くしたい人
- 登山もする人
2022年にオーロラシリーズは廃盤となってしまったようで、公式ホームページのラインナップからなくなってしまっています
これから寝袋を購入する人はオーロラライト、UDD BAG、レベル8の3択になってきそうです
オーロラライトとUDDの違いについてはこちらから
レベル8シリーズについて知りたい人はこちらから
おわりに
いかがでしたでしょうか
オーロラとオーロラライトの違いについてでした
私はオーロラ・750を使用していますがすごく暖かくて気に入っています
ですが、大きさはもう少しコンパクトな方がいいな、というのが本音です
予算が取れるならオーロラライトがおすすめ
自分に合った寝袋を選んでキャンプで快適に眠りましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの寝袋選びの参考になれば嬉しいです