本日はエアマットの紹介です。
選び方のポイントとNEMOのエアマットにした理由を紹介します。
そんな人はぜひ読んでみてください
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。
スリーピングマットを選ぶときのポイント
スリーピングマットはR値という断熱性を表す数値があり、高ければ高いほど断熱性が高く、地面からの冷気を遮断してくれます。
真冬などは地面からの冷気をしっかり遮断しないと、寝袋に入っていても寒くて眠れない。なんてことがあるので冬にキャンプや登山するときはすごく重要です。

こちらはサーマレストのホームページから抜粋した表です。R値に対して適した環境の図。
目安にするといいと思います。
行く場所にもよるとは思うのですが、冬にキャンプをするならR値が4以上のものを選んだほうが安心ですね。
R値について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
スリーピングマット【選び方】種類とR値を知って自分にぴったりなマットを探そう!
私がNEMOのエアマットにした理由
私はNEMOのロングボウアルパインというエアマットを使っています。
ロングボウアルパインはR値が4.8と高く、厳冬期の登山で使うにも十分に対応が可能です。

マイナス10度近い環境でのキャンプでも全く寒くありませんでした。
しっかり断熱してくれます。
もっと寒くても全然いけると思います。
私がニーモのエアマットにした理由は以下の3つです。
それでは詳しく解説していきます。
コンパクトさ
コンパクトさを重視しました。
500mlのペットボトルと比較すると感な感じです。

サーマレストのネオエアーXライト、ネオエアーXサーモと悩んでいましたが、レギュラーサイズの中で収納サイズが一番コンパクトでした。(重量はネオエアーXライトが最も軽量)
収納サイズは20×Φ8㎝で重さは515g。
最軽量ではありませんがコンパクトさは一番です。
冬はどうしても防寒対策のために装備は多くなりがちです。
重量も気になるところですが、私の場合、コンパクトにまとめることも課題だったのでコンパクトさを優先させました。
このエアマットを使うようになってからは冬キャンプでもバックパックひとつに全ての装備をまとめることができるようになりました
ガサガサ音の少なさ
断熱するための素材が入っているのでそれが擦れる時にガサガサと音がなります。
サーマレストと比べてそのガサガサ音が少なかったように感じたのでNEMOにしました。
購入前は気になっていたガサガサ音ですが、実際に寝袋に入って横になってみると思っていたほどガサガサ音は気になりませんでした
値段
サーマレストのネオエアーXサーモと比べてNEMOの方が安かったのもポイントでした。
もちろんサーマレストの方がハイスペックで、R値も高いのですが、厳冬期のアルプスに行ったりはしないのでそこまでハイスペックなものは私には必要なかったし、NEMOのマットでも十分でオーバースペックすぎるくらいなので値段の安い方にしました。
しかしいつかは厳冬期のアルプスにチャレンジしてみたいとう夢は捨てていません。
選ぶ時に検討したマットとのスペック比較
私がエアマットを購入する際に検討した別のモデルのエアマットとの比較です。
ブランド | モデル名 | R値 | 重量 | 収納サイズ | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
サーマレスト | ネオエアーXサーモ | 6.9 | 430g | 23×φ10cm | ¥35,200 |
サーマレスト | ネオエアーXライト | 4.2 | 340g | 23×φ10cm | ¥30,800 |
ニーモ | ロングボウ アルパイン | 4.8 | 515g | 20×φ8cm | ¥25,800 |
ニーモ | テンサー インシュレーテッド | 4.2 | 410g | 20×φ7.5cm | ¥22,550 |
どのエアマットも一長一短で、いいマットですが、私は収納サイズと価格のバランスをみてロングボウにしました。
後、強いていうならカラーリングも少し考慮しています。
実際に使ってみた感想・寝心地は?

厚さ8センチあるので寝心地がいい
エアマットの寝心地は個人差や好みで変わってくるとは思いますが、厚さが8センチあるので地面のデコボコを感じにくく、寝心地がいいです。
これまでエアマットを使ったことがなかったので初めて寝た時にはフワフワ感に違和感を感じました。
ですが慣れてくると気にならなくなり、快適さを感じます。
高い断熱性
実際に横になっているとポカポカと感じてきて地面からの冷気をしっかり断熱してくれているのを感じます。
このエアマットを使い始めて2シーズン経ちますが、このマットで地面からの冷えを感じたことはまだありません。
マイナス10℃の雪中キャンプでも問題ありませんでした。
逆流防止弁がついているので扱いやすい

入れた空気が逃げないように逆流防止弁がついているので空気を入れやすいです。
好きな空気圧に調整できる
逆流防止弁の真ん中のつまみを押すと空気を好みで抜くことができるので硬さの調節も可能です。
空気を入れるのが大変


付属のポンプサックで4回ほど空気を入れるとパンパンになります
クローズドセルマットと比べるとものすごい手間です。
空気を抜くのは簡単
空気を一気に抜けるようになっているので空気を抜くのは簡単です

たたみ方

空気が一気に抜けるのでぺたんこにしてから三つ折りにして、ポンプサックを挟み込みながら丸めていきます
ロングボウ・アルパイン:スペック
先述しましたが、ニーモのロングボウシリーズはハンターとアングラーのためにデザインされたコレクションです。

R値 | 4.8 |
サイズ | 183cm x 51cm x 8cm |
重量 | 515g |
収納サイズ | 20×φ8cm |
素材 | 30D PUポリエステル(ボトム) 20D PUポリエステル(トップ) |
断熱材 | アルミナイズドフィルム x 3 |
付属品 | 専用スタッフサック、コンプレッションストラップ、 パッドポンプ、リペアキット |
価格(税込) | 25,850円 |
ロングボウアルパインは従来のラインナップのテンサーアルパインというエアマットとほぼ同じスペックです。
違いは生地の厚さやカラーで、テンサーアルパインの方が薄い生地を使用している分、重量が軽量です。
こんな人におすすめ
- コンパクトさを重視する人
- 冬もソロキャンプ行く人
- クローズドセルマットで寒いと感じたことのある人
- バックパックでキャンプに行く人
- 登山もやる人
終わりに
いかがでしたでしょうか。
探せば安価で手にはいるエアマットがたくさんあったりしますが、私は登山メーカーのエアマットに信頼と安心を感じています。
冬は寒さが厳しく、キャンプに行く人は少ないかもしれませんが、キャンプ場も空いているし、空気は澄んで星空は綺麗だし、魅力はたくさんです。
防寒対策をしっかりすれば冬でも楽しくキャンプできます。
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。